日時
2022年10月22日(土) 14:00〜16:00
会場
石川県立自然史資料館 2F コミュニケーションホール
対象
どなたでも
定員
80名(コロナ禍対応定員)
講師
ロバート・ジェンキンズ博士
(金沢大学理工学域地球社会基盤学類 准教授
金沢大学大学院自然科学研究科地球社会基盤学専攻 )
概要
約150万年前、金沢市の大部分には浅い海が広がっていました。その海にはたくさんのクジラたちがやってきていました。そのクジラたちが死んだらどうなるのでしょうか?クジラの死体は、ある種の生物たちのオアシスになります。クジラの死体が何年にもわたって他の生物を養うのです。金沢市大桑からそんなクジラに群がる生物たちの化石が発見されたのです。日本で5例目となる大変珍しい発見です。今回の講演では,金沢市大桑で新しく発見された化石を中心に、クジラの死骸に群がる生物研究の最前線をお届けします。